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その他の症状について

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インフルエンザの予防接種を
10月頃から例年通り実施します。

平成28年より新型インフルエンザA型・A香港型・B型インフルエンザ2種の四種類をカバーします。卵アレルギーの方で、有症状の方やご心配の方は診療、テストの上で実施の可否を判断いたします。少し時間に余裕を持ってお越しください。

年齢 内容
13歳以上 予防接種は原則1回です。ぜんそく、糖尿病、腎炎などの病気がある人や受験期の人は必要です。
3~12歳まで 1回0.5mlを2~4週(3~4週間間隔が望ましい)空けて2回実施します。それ以上空いた場合でも2回実施することが大事です。
6ヶ月~3歳まで 1回0.25mlを2~4週(3~4週間間隔が望ましい)空けて2回実施します。やはり2回接種することが大事です。

アトピー性皮膚炎とは

アトピー性皮膚炎について考えます。

アトピックスキンとは

皮脂膜がほとんどなく、角質層も弱く乾燥しやすく、刺激に弱い状態です。この下でアレルギー細胞達が炎症を起こして、急性や慢性の湿疹を引き起こします。下の健康皮膚との違いに注目してください。
治療は、アレルギー性炎症(湿疹)対策とスキンケア(清潔、保湿)になります。上手な軟膏療法、お薬選択、生活の工夫やかゆみ対策が重要です。乳幼児や一部の方では食事も大きな問題になります。年齢、性別や成長を配慮した治療計画を一緒に考えてみませんか。

正常な皮膚とは

健康な皮膚は弱酸性の皮脂膜、角質層でアレルゲンや有害物質、刺激物から守られています。さらに角質細胞の内外にセラミドを始めとする保湿機構があります。

ぜんそく

ぜんそくは成長にともない変化します。

ぜんそくと成長

  1. 乳児ぜんそく
    1~2歳まで、一部の重症と多数の成長で治る児がいます。一部に吸入ステロイドや自宅でのインタール吸入他を必要とします。
  2. 幼児ぜんそく
    3歳頃までは成長するにつれて自然と治る児がいます。その一方で一時的に吸入ステロイドを必要とする子が少しずつ増えます。小児期ぜんそくの好発年齢で、新しい抗ぜんそく薬が有効な場合があります。
  3. 学童期ぜんそく
    運動誘発ぜんそくが多くなります。またアレルギー炎症をともなう慢性ぜんそくが比率的には増えてきます。小学3~4年生を過ぎても発作の多い児は治療を見直す必要があります。呼吸機能検査が可能になり、慢性的変化が判断できるようになります。吸入ステロイドが必要な児が増えてきます。
  4. 思春期ぜんそく
    丈夫になるためぜんそくが分かりにくくなります。多くは、早朝や運動時の喘鳴だけになります。吸入ステロイドが多く必須となります。重症な方が分かりにくく、呼吸機能検査が必須となります。
  5. 成人ぜんそく
    小児気管支ぜんそくの1~3割の方(幼時から学童期の治療で変わります)が持ち越し、多くは成人期発症です。吸入ステロイドはほぼ必須となりますが、小児ぜんそく持ち越しの方は上手にコントロールが可能です。

ぜんそくと成長

軽症間欠型の人は、程度に応じた対処療法(テオドール、気管支拡張剤の内服など)が選ばれます。軽症持続型ではアレルギー性炎症を抑えるお薬の必要度が増します。中など症以上ではステロイド吸入の積極的使用が必要となり、上手な使用が治療上大切になります。是非ご相談ください。

症状の程度 軽症間欠型 軽症持続型 中等持続型 重症持続型
症状の特徴 喘鳴、咳嗽、呼吸困難週に1~2回まで症状は間欠的で短い夜間症状は月に1~2回以内 週2回以上の症状、日常生活や睡眠が妨げられることがある。月2回以上夜間症状がある。 慢性的に症状がある吸入β2刺激剤屯用がほとんど毎日必要日常生活や睡眠が妨げられる。週1回以上夜間症状がある。 (治療下でも)しばしば増悪する症状が持続日常生活に制限しばしば夜間症状(経口ステロイド薬連用)

この段階に応じて、治療が選択されますが、年齢や発作の原因(感染、運動、アレルゲン他)などを考慮して薬剤選択が変わります。

アレルギーについて

人(動物全般)は自分以外の存在と対話しながら生きています。その対話が自分にとって不利益をもたらされた時がアレルギーと言われます。
従って、食べ物、細菌、ウイルス、薬、装飾品など、さまざまなものでアレルギーは起こります。アトピー体質の人はその頻度が高いと考えられますが、アレルギーではないことも多いものです。
アレルギーかなと思った方はご相談ください。

アレルギーと病気

アレルギー反応には5つのタイプがあります。それぞれ特徴的な病気があります。頻度的には1型と4型が高くなります。

ウイルス、細菌と人間

ウイルスと人、動物

人を含む動物はミトコンドリアというエネルギー産生装置を細胞内に取り込んで生まれたと言われます。実はこのミトコンドリアはウイルスと類似の存在で、進化の過程で動物細胞が取り込んだと言われています。環境の変化に合わせて動物が生きていくためにはこのようなウイルスと共存することが大切になります。
風邪を引くということはある意味で人間がこの地球環境へ適応するために大切なプロセスと考えられます。
上手に感染症と付き合うための工夫を一緒に努力してみませんか?